お金をかけず、少しだけ自己肯定感を取り戻す方法

自分は自己肯定感がほとんど無い時期がありました。無いというかマイナスでした。

けれどある方法を発見し、実行したら少しマシになりました。少しマシ程度ですけどマイナスよりは断然良いです。

ちなみに部屋の中で出来て、お金もかかりません。

自己肯定感を持ちたい

「存在してて良いのか」「生きていて良いのか」っていうのは、毎日思っていました。

自信を持ちたい、自分を認めたい、許したいと思っていました。

無理でした。どれだけ考えても無理でした。

認めてくれる人もいません。家族との関係も良くない(当時)、仕事も友達も恋人もいなくて四重苦でした。でも、どうにかしたかった。

テレビ、ネットを観るのがつらい

テレビをみるのが辛い、同年代が活躍してたりします。ネットなんかでも居場所が無くて、ネガティブなものを見るのもしんどい。

精神的に追い打ちをかけられて、さらにしんどくなって、限界になりました。

で、そのあとに気付いた事がありました。

自分に出来ることをやる

「あぁ、そうだ。人と比較しすぎていた、自分は自分だ。自分に出来ることを少しずつやっていけばいいんだ、増やしていけばいいんだ。」

限界に達すると価値観が変わるというか、ひっくり変えるんだと思います。今までとは違う考え方をせざるを得なくなる。

そうしないと生きていけないから、本能的か無意識にそうするのかもしれないって思います。

そのことに気づいたから、とりあえず部屋の片付けをしました。

自分をほめる

今なら出来そうな気がしましたので部屋の隅っこに放置していた、片付けようと思っていたゴミを片付けました。そのあと、何でかわからないけど、自分のことほめてみようかなって思いました。

で、小さい声で「よくやった、えらい、すごい」って呟いた。そしたら少し嬉しくなったので、何回も呟いていました。

それから、掃除したり何か出来ることをした時に呟いていました。

ガッツポーズなんかもしちゃう

たまに気分を変えようと「すごい、えらい」なんて言いながらガッツポーズしてみました。その時は頭の中で親が子供をほめるみたいなイメージしてました。

そうしたらテンションが上がってきました。

何故テンションが上がったのかと言うと、ほめられることがあまり無かったから、自分でほめるということでも嬉しかったんだと思います。

枯れた大地に雨が降るみたいな感じかもしれません。

動けないときはどうするのか

その時部屋で出来ることが掃除ぐらいしか思いつかなかったので。それにしました。

顔洗ったり、お風呂に入るのがしんどいと思う人、それを出来たら「えらい、すごい」って呟いてほしい。小さくでいいから、なるべく声に出して何回か繰り返してほしい。

動けないときは、もう生きてるだけでえらいとか、生き吸ってるだけでえらいとか、食事出来たから、トイレに行けたとか、スマホ使って検索して調べてる自分凄いとかでいいと思います。

どんな小さなことでもいい。自分が出来てることを認識して、とにかく声に出して呟く。とにかくなんでもいいです。

小さな積み重ねで穴をふさぐ

自己肯定感が無い時は、どうしても出来ない事に目を向けえしまいます。でも、重要な点は、自分が出来ることに目を向けることだと思います。

穴が空いてるバケツに水を入れても意味がなくて、まずやるべき事は穴を少しでもふさぐことです。

頭の中は自分だけのもの

これは自己肯定感を持つ上で、何よりも重要な考え方だと個人的に思います。

評価の基準なんて主観的なものだから、誰かのことも気にせずに徹底的にハードルを下げまくればいいと思います。

無理はしない、時間をかける

習慣や思考パターンを変えるのは難しいです。心理的抵抗もあって、体調も悪くなるかもしれない。

けれど、すぐに自分を変えようとせず無理をせず長い目で見るようにするといいです。

他人からみたら小さな一歩でも、自分にとっては大きな飛躍だ

宇宙飛行士の名言パクリです。

自分の中で、出来る事が増えたり、苦手を克服したり、立ち向かおうとしたことは評価するべきです。もしかしたら他人から見たら小さな、取るに足らないことかもしれない。

しかし、自分にとっては偉大な一歩です。

まとめ

最後に要点。

  • なんでもいいからハードルを下げまくって、自分の出来ることを認識する、可能ならやってみる
  • 最初は抵抗があるかもしれんが、声に出してほめる
  • 繰り返す
  • 余裕が出来たら、言葉+動作+イメージでやってみる
  • 「頭の中は自分だけのもの」を意識する
  • 無理をしない、少しずつ慣らしていく

自分にはこの方法が効いたので、少しだけ自己肯定感を取り戻すことができました。しかし、残念ながら外に出られるほどの効果はありませんでした(自分には)。

けれど、家から出るための下準備としてやっておいてよかったです。

元がマイナスだったのが少しだけマシになって苦しみは減りました。ひきこもりの自分にも効果があったから、普通の人にも効果はあると思います。

一人で出来るし、お金もかかりません。

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