自分は夜寝る前の考え事、妄想が好きです。昼間より頭が働く気がします。
しかし、考え事をしていたら嫌な記憶を思い出して、ループして眠れない時がありました。
そして苦しみが何日か続いた時、ある方法が閃いたので実践したら効果がありました。
同じように苦しんでいる人の参考になったら嬉しいです。
寝る前の一人反省会
寝る前に反省会をする人っています。自分もそうです。
最初は純粋な反省と対策って感じでした。けれど、だんだん記憶を遡るようになります。
止まらぬ苦汁のラットレース
- 嫌だったこと
- 傷付いたこと
- 後悔
自分しか覚えていない15年前の事とか遡り始めて苦しくなります。
文字通り頭の中をグルグル回る。苦汁のラットレース。
結構続きます。 一回だけじゃなくて何日も。
やりだすと習慣になって、止めようにも脳みそって止められません。
嫌な記憶を忘れる(捨てる)
記憶とはぼんやりしたものですが、思考し、言葉で説明すると姿が見えてきて苦しくなります。
思い出せば思い出すほど、あらに思考や言葉で詳細に説明(強化)され、苦しみは強くなっていきました。
ならば、苦しまないためには思考を止めればいいのではないかと思いました。
思考をコントロールすることは難しい。自動運転される。
どうすればいいのかと考えました。
紙に見立てて捨てる
記憶を捨てないと苦しみ続けることになる。
頭の中で「嫌な記憶=紙」として、それを両手でグシャグシャ丸めて後ろにポイッと捨てる。
そういうイメージを頭の中でしたのです。
捨てるイメージをすると、また嫌な記憶が浮かんできました。
そして、また捨てるイメージをしました。
記憶がぼんやり見えたら即座にイメージして丸めて捨てる。
それを繰り返しました。
コツは素早く繰り返す
まずはスピードが大事です。
記憶がうっすら浮かんできたら一瞬でイメージして、思考や言葉につながらないようにします。
一回じゃ相手は倒せない。何度も起き上がってくるゾンビです。
だから繰り返す。ひたすら繰り返す。
次の日も次の日も現れるかもしれない。
それを繰り返します。
バリエーションを変えてもいい
捨てたり、消したり、流したり、頭の中から追い出すようなイメージをします。
- 野球好きなら、嫌な記憶をボールに見立てて場外ホームラン
- ファンタジーが好きな人は、魔法使いが炎の魔法を使って嫌な記憶を燃やす
- トイレに流すイメージ
- ロケットに縛り付けて宇宙に飛ばす
自分にとって負担なくイメージできそうなのが、丸めて捨てるだったからそうしました。
繰り返し思い出すと強化される
- 何も学ぶことが無い理不尽な出来事
- 反省点、改善点を見つけた出来事
このような記憶に効果がありました。
その当時は重要な記憶と思い込んで、忘れることはできないと思ってしました。
意図的に忘れることは不可能だと思い込んでいました。
違いました。
繰り返し思い出していたから、忘れることができなかったのです。
この方法を繰り返してみると意外にも忘れることが出来たので、今はあまりその当時の苦しみって思い出せません。
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