生きるのが苦しい人は不快な情報を見ない方がいい

環境を変えることが自分を変えるには大事だと聞いたことがあります。

それは正しいと思います。でも即座に実行するのは難しく感じました。

自分を変えるには外的な環境だけでなく、脳内の環境を変える事も大事だと思います。

そのためには「触れる情報」を変えることが大事なのかもしれません。

不快な情報を遮断する

ある日テレビのニュースを観ていました。

画面の向こうでは、人が死んだ話や事故や火事。色々な不幸が報道されていました。

その当時は、それを知らないといけない情報だと思いこんでいました。

しかし観ているうちに苦しくなってしまいました。

それを知ったからと言って、自分には死んだ人をよみがえらせることはできない、犯人を捕まえることもできない。それに事件が起こった場所も遠い所でした。

だから、「自分が知る必要はないな」って気づいて観ないようになりました。

「観ても観なくても事件は起こる。自分にはどうしようもできない。」

とネガティブな報道を遮断すると気が楽になりました。

悪口は他人にまかせる

それでも、ストレスがたまっていた自分は間違った事をしてしまいました。

八年ぐらい前の話です。

苦手な芸能人の悪口が書かれている掲示板を見たくなってしまいました。

それを見たって意味は無かった。

とにかく頭の中のストレス、不満、怒りをどうにかしたくて、それを見ることによって解消しようしました。

でも、すぐ飽きてしまいました。

飽きてから半年が経った時の事。

また見てみようかなって思って、そのページにアクセスしました。

それでページが表示された瞬間恐ろしいことに気が付いたのです。

「もし・・・もしだけど、半年前から、今に至るまで、ずっと、ずっと、ずっと、毎日、毎日、毎日・・・悪口を書き込んでいる人がいたら・・・。」

自分が見ていない半年間の間、ずっとそこに張り付いて毎日毎日、悪口を書き込んでいる人がいるのではと思ったらとても恐ろしいと感じました。

「それはどれだけ不毛なことなんだろう。自分は間違っていた。そんなことに自分は関わるべきではなかった。自分はそこにいるべきではない。悪口は他人にまかせよう。」と思って一切見るのをやめました。

そうするとまた気が楽になりました。

まとめ

皆スマホを持ってるからいろんな情報が入って来て、つい見てしまいます。

SNSなんかもあるから、発信するハードルも下がっています。

ツイッターなんかブログと違って、手軽に発信できてしまうし、自分は意味のわからない変なことつぶやいてすぐ消したりするときがあります。気を付けたいです。

触れる情報は精神状態を知るリトマス紙

自分が精神的に苦しくて自己肯定感が無くて、ネガティブに陥っていた時は前述したような悪口、ゴシップ、事件、事故なんかのネガティブな情報に引き寄せられてました。

刺激の強い情報で苦しみを誤魔化そうとしていたのかもしれません。

だから、これから再度ネガティブな情報に引き寄せられる時が来たら、問題やストレスを抱えている事の判断材料にしたいと思っています。

知らずに情報は頭に入り込んでくる

情報化を止めることは不可能です。これから情報の重要度はさらに上がっていくと思います。

人間の言動は思考によって作られています。

だから、頭の中の「思考を作る材料である情報」を取捨選択する事は、気分よく楽しく生きる自分になる上でも大事なんだなとこの経験で気づきました。

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