ちびまる子ちゃんというと日常の些細な出来事に関するエピソードが多いです。
その中で個人的には食に関する話が好きです。
ちびまる子ちゃんの第一期で、一家団欒的な食に関するエピソードと感想を紹介したいと思います。
第7話「みんなでフランス料理を食べに行く」の巻
「気まぐれ狩人のそよ風コース」という絶対に忘れることができない印象的なワードが出てくる回。
途中で洋風弁当を食べている他の客(ミノル)が 【第一期】ちびまる子ちゃん面白い話8選で紹介した「金魚すくいに情熱を」に出てくるタケシに似てるから兄弟説を提唱したい(?)
ちびまる子ちゃんって似たような顔のキャラがたまに出てくるからそこに注目するのも面白いかもしれませんね。
個人的には、エピソードの中身よりも「気まぐれ狩人のそよ風コース」というワードにすべて持っていかれた感じがします。
「気まぐれ狩人のそよ風コース」 という名前は口ずさみたくなるし、口ずさむとどうしても笑ってしまう。
こんな名前を思いついたさくらももこが凄い。
第55話「子供は風の子」の巻
この話は、乾布摩擦に関する話がメインですが、ヒロシ作の「べとべとうどん」が出てくるので入れました。
ヒロシが説明する、べとべとうどんの作り方の「ガーッ」って何だろう?腕の動きをみると混ぜるって事?
あと「ガーッ」って言い方の勢いに笑ってしまう。
第80話 「まる子 かき氷を作る」の巻
誰もが子供時代にかき氷機を欲しいと思ったことは、一度ぐらいあると思います。
かくいう自分もそうで、かき氷よりアイスの方が断然好きなのに、何故かわからないけど、かき氷器がとても魅力的に見えたのです。
今現在でも、絶対に不要なのにたい焼き機などをみると心が動いてしまう時があります。
珍しくまる子がほとんど怒られないほのぼのエピソードです。
第92話 「まる子 松茸を食べる」の巻
世の中で評価されてるけど、みんながそう思い込んでいるだけで実際は大したはないのでは?という話です。
そこまで美味しくないけど高いものだから、そう思わないといけないみたいな雰囲気。
食べ物以外でも色々当てはまると思います。
松茸について知らないまる子の反応と家族の対比が面白い。
どうでもいい話だけど、隣の高丸さんって色々なものをくれるよね。
第103話 「お母さん鮎の甘露煮を作る」の巻
産卵を終え、弱った落ち鮎を父ひろしが大量に釣ってきて、それを母が甘露煮にする話。
母のセリフ「お父さんはいいわよ、釣ってくるだけなんだから」というセリフに共感する世の奥様方は多いように思います。
全体的にひろしの身勝手さに腹が立つけど、作中の甘露煮がとにかく美味しそうで食べてみたくなる。
短くコンパクトな話ですが、季節感を感じられる良エピソードです。
第127話 「フタが開かない」の巻
フタを開けるときの友蔵とヒロシの妄想?が面白い。一回ぐらいこういう妄想しながらフタを開けたりした人もいるのではないしょうか。
だが現実は非常である。
所詮、妄想は妄想で宇宙エネルギーだろうが、般若?になろうが意味もなく・・・。
「フタが開かない」という地味な苦しみを描いたあるある話です。
食に関するエピソードはまる子が怒られにくい
さくら家というと貧しいメージが強いですが、こうしてまとめてると意外に色々なものを食べているんですね。
まるちゃんは容赦なく家族やナレーションに馬鹿にされています。主人公だからと特別扱いしないところが「ちびまる子ちゃん」の面白ポイントなのですが、可哀そうに感じてしまう時もあります。
まる子が怒られる度合いが他のエピソードより少ないと思うので、そういう気分でない時は食に関するエピソードを観るのがおすすめです。
コメント