「ちびまる子ちゃん」はアニメ放送が1990年から現在でも放送されている国民的アニメです。
現行のものは物足りないので観ていませんが、 初期のちびまる子ちゃんは、主人公であっても痛い目に合わせたり、容赦なくナレーションで突っ込むブラックな感じが好きです。
この記事では、ちびまる子ちゃん(第一期)で個人的に面白いと思った話と感想を紹介したいと思います。
第35話「まるちゃん写真屋さんに行く」の巻
たまちゃんの幼少期の写真を見せられて影響を受けたまる子。
自分の幼少期の写真を親に見せてもらうが姉に比べて少なく、いい加減な写真ばかり。
写真が少ないことでいじけているまる子へのヒロシの発言がひどい。
ただ、この手の発言は誰でも一回ぐらい言われた事があるかもしれない。(自分も言われた気がする)
可哀そうな話だけど面白い。
第57話「まる子 豆まきをする」の巻
前半の教室でのナレーションが多めでテンポがよく面白い。
このエピソードには「100円おばさん」に関する話がで少し出てくるので原作ファンは必見です。
第75話「まるちゃんは名探偵」の巻
日頃の悪い行いの結果、泥棒呼ばわりされたまる子は、真犯人を見つけようと決意する。
その後無事真犯人を見つけ、その他の事件を解決し名探偵とおだてられ調子に乗って・・・というパターン。
まる子が家のもので探偵に扮するシーンを観たら子供時代を思い出して懐かしくなった。結構好きな話。
第95話「お父さん8ミリカメラを借りてくる」の巻
8ミリカメラを友人から借りてきた父ヒロシ。
特に記念に残すようなイベントもないので食事風景を撮影することに。
友蔵がカメラに撮られてるときの慌てっぷりが面白いし、昔の武士みたいなこと言ってて笑う。
撮影後、機材を貸してくれた花輪君も含めたみんなで上映会をする。
その様子がアニメとわかっていても気まずくなる。
まる子(と友蔵)だけの気まずさなら笑いになるけど、他の家族を含めた気まずさって全然笑えないんだなって気づいた。
このころの永沢は嫌味がなくて新鮮。
第113話「まる子ノラ犬に追いかけられる」の巻
タイトルにもある通り、まるちゃんは最終的に野犬に襲われるのだが、ジワジワと野犬の脅威が近づいてくる感じがホラー映画みたいでよく出来てる。
感動できる話。あとオチが好き。
第38話「まるちゃんハイキングに行く」の巻
ぐうたらなさくら家が珍しくアウトドアをする回。
最初は面倒臭がったがけど、なんだか楽しそう。
終盤の地元のおやじとのやり取りは、ヒロシの性格が出ていて面白い。
第131話「まる子 バーゲンの広告につられる」の巻
必要ないものを買ってしまう事って結構ある。
そして買って後悔した(失敗した)ものって大体押し入れやクローゼットの奥深くに押し込まれる運命にあるが、どれだけ見えないように隠してもたまに思い出すとやっぱり苦しい。
だから思い切って全部処分したら、信じられないぐらい身軽な気分になったのを覚えている。過去のものを処分するって大事なのかもって関係ないけど思い出した。
流石にまるちゃん達程、訳の無駄な物は買ってないけどね・・・多分。
無駄な買い物をして後悔する人に、戒めとして観て欲しい話。
第133話「金魚すくいに情熱を」の巻
まる子、お姉ちゃん、友蔵は、実は金魚すくいの名手だった。
金魚屋へ行き、誰が一番上手いのかを決めることに。
3人それぞれ得意技があって決着は決まらずに後日へ持ち越し。
その後再戦、そこで3人の前に立ちはだかる男「たけし」
他の客の迷惑を顧みずに4人が金魚すくい対決をする様子が面白い、特に心の声が面白すぎて爆笑する。
前半の3人の対決シーンで必殺技に驚く心理描写(と解説)、観客の歓声、再戦まで特訓シーンを観ているとバトルマンガみたいな感じがした。
間違いなく一期で一番面白いエピソード。
まとめ:原作の再現度も凄いけど、アニメオリジナルのエピソードが面白い
アニメちびまる子ちゃん(第一期)のエピソードにはコミック原作とアニメオリジナルのものがあります。
コミック原作は当然面白くて再現率も凄いですが、アニメオリジナルのエピソードは面白いものが多いです。
ちなみにここで紹介した話は全てアニメオリジナルのエピソードです。
ちびまる子ちゃんは日常の地味な題材が多いのですが、ここまで面白く感じるのは、誰もが一度は経験、感じたこと、言われたことがあるような話が多いからなのだと思いました。
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