【Photopea】カスタムシェイプを自作する方法

「カスタムシェイプ」ツールとは、登録した形状やアイコンを挿入することの出来るツールです。

このツールを使えば、難しい形なども簡単に描くことができます。

Photopeaでカスタムシェイプとして使える形状
  • Photopeaインストール済みの形状
  • 形状を保存したcshファイルをロードする
  • 自作する

この記事では3番目の自分で描いた図形をカスタムシェイプとして登録→cshファイルとして保存する方法を紹介します。(1、2番目のカスタムシェイプの基本的な使い方については【Photopea】カスタムシェイプの使い方をご覧ください)

カスタムシェイプを自作する方法

「カスタムシェイプを自作する」と言うと難しく感じるかもしれませんが、作業自体はとても簡単です。

手順
  1. カスタムシェイプとして登録する図形を描く
  2. カスタムシェイプとして登録
  3. 確認(飛ばしてもOK)
  4. cshファイルで保存

ざっくりとこんな感じです。

①カスタムシェイプとして登録する図形を描く

まずはカスタムシェイプとして登録する図形を描きます。

説明用なので簡単な角を丸めた長方形を描きました。

カスタムシェイプとして登録可能な図形を描けるツール

カスタムシェイプとして登録可能な図形を描けるツールは、

  • 矩形、楕円、ライン、パラメトリック、カスタムシェイプ
  • ペン、フリーフォームペン
  • シェイプへ変換したテキスト

確認した限りこの8つで描いたものが、カスタムシェイプとして登録可能で、ブラシやペンシルは不可でした。

注意:ラスタライズはしない

描いた図形をラスタライズしてしまうと、次のカスタムシェイプに登録ができなくなるので、ラスタライズはしないでください。(ラスタライズしても「Ctrl+Z」でやり直しできます)

②カスタムシェイプとして登録

図形が描けたらカスタムシェイプとして登録します。


①レイヤーを選択②編集をクリック

登録する図(レイヤー)が選択状態か一応確認してから→メニューの編集を選択→


新しい定義→カスタムシェイプ

新しい定義→カスタムシェイプ


形 追加された.

「形 追加された」とメッセージが表示されます。

③確認(飛ばしてもOK)

ここは飛ばしてもOKですが、一応登録したカスタムシェイプを確認します。

カスタムシェイプ

左メニューからカスタムシェイプを選択します。

「形状」のリスト

カスタムシェイプのオプション「形状」→先ほど登録したカスタムシェイプを選択し、 キャンバスに描いて確認します。(登録した形状はリストの一番下にあります)

④cshファイルで保存

作成、登録したカスタムシェイプもPhotopeaを終了すると消えてしまいます。

今回の簡単なものなら消えても問題ありませんが、時間をかけて作ったものが消えてしまうと問題なので、確認後cshファイルとして保存しておきます。

カスタムシェイプ→

カスタムシェイプ

「形状」のリスト→右にある「▼」→「別名で保存 .CSH」で保存できます。

①形状からリストを表示②▼を押す→「別名名で保存.CSH」で保存

個別で保存できないのが難点

cshファイルとして保存すると、Photopea純正の形状を含む全ての形状がまとめて1つのファイルになってしまいます。

余分なものが保存されてしまうのが少々難点です。

Photopea純正の形状を全て削除すれば、個別保存が可能なのでは?と思いますが、純正の形状が大量、しかも一括削除できないので現状で個別保存は難しいと思います。

不要なカスタムシェイプの削除、名前の変更方法

ちなみに自分で用意して、読み込んだ形状、素材なら一括での削除は可能です。

一括削除、個別削除、名前の変更はこちらが参考になります。

カスタムシェイプの自作は楽しい

毎回使うものをその都度描くのではなく、あらかじめカスタムシェイプとして、作成、登録しておくとかなり楽になります。

それだけでなく自分で色々作れるようになると・・・

矢印の無料素材ないかな?
う~ん、いいの無いな~

と探さなくても・・・

矢印は三角と長方形で作れるな~

という具合で自作できちゃうようになります。

しかも自作品なので、いつでも修正やカスタマイズ可能です。

著作権など気にする必要も一切ありません。

慣れていないと最初は面倒ですが、やっておけば後々楽になるし、何より楽しいので是非おすすめです。

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