コーヒーが好きで食後のコーヒーが楽しみだけど・・・飲めない。
コーヒーは特に栄養が豊富な訳でもないし、飲まなくても問題はないとわかっているのだけど・・・我慢しないといけないやむを得ない事情がある・・・。
大好きな物を我慢しないといけないのは、とても辛い事です。
コーヒーの代わりとして、大麦やチコリなどから作られた代用コーヒー(穀物コーヒーとも呼ばれる)というものがあり、興味があるという方も多いのではないでしょうか。
少し前に、アメリカの通販サイトiherbにてCafixとperoという2種類の代用コーヒーを購入しました。過去には、インスタントチコリコーヒーも試しているので、合計3種類の代用コーヒーを試しました。
それら3種類を飲んだ経験から、「代用コーヒーは、コーヒーの代わりになるの?」といった疑問について、お答えしたいと思います。
代用コーヒーがコーヒーの代わりにならない3つの理由
結論から言うと、代用コーヒーはコーヒーの代わりにはなりません。
それらの理由を3つ紹介したいと思います。
コーヒーのような強い苦みがない
コーヒーの特徴と言えば強い苦みです。そして、苦みの中にビターなチョコレートのような甘さや、花のような香りが感じられる物もあります。
代用コーヒーも一応は苦みがありますが、コーヒーほど強くはありませんし、豊かな味わいもなく、さっぱりした薄い苦みです。
香りも薄い
香りもまたコーヒーの魅力です。代用コーヒーにも香りはあるのですが、コーヒーのような香ばしさ、嗅いだ瞬間にテンションの上がる感じはありません。
口あたりがさっぱりしている
コーヒーには油分が含まれています。それによってコクがでたり、口あたりがまろやかな感じになります。
代用コーヒーは、口当たりがさっぱりしているので、物足りなさを感じます。
濃い目に作っても、そこまで変わらない
これら3つの理由から、代用コーヒーはコーヒーの代わりにはなりません。
試しに濃い目に作ってみましたが、コーヒーのような強い苦みやコクなどは当然出ませんでした。
インスタントコーヒーはティースプーン一杯で十分ですが、代用コーヒーは2、3杯と濃い目に作ったからといってコーヒーにはなりません(それにコスパも悪い)
例えるなら、豆腐の量を二倍にして豆腐ハンバーグを作っても、肉汁滴るジューシーなハンバーグにはならないといった感じでしょうか。
コーヒー好きは迷わずカフェインレスコーヒーを選ぼう
もちろん代用コーヒーを飲むなと言うことではありません。
パンチはありませんが、優しい味わいですし、慣れるとこれはこれでよい物です。カフェオレにしても美味しいです。
しかし、コーヒーを飲むと、苦み、香り、コクなどなど、どれも足元に及びません。やっぱりコーヒーは美味しい、美味しすぎます。
代用コーヒーも悪くはないのですが、どちらが好きか?と言うと、圧倒的にコーヒーと言わざるを得ません。
気になるという方は一度試してみても問題ないのですが「コーヒーが飲みたくてたまらない!」と言う方が、コーヒーの代用品としてこれらを選ぶのは絶対におすすめしません。3種類の代用コーヒーを飲んだ結果、心底そう感じました。
コーヒー好きの方は寄り道せずに、最初からカフェインレスコーヒーがおすすめです。
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