電話嫌いな若者が増えているというニュースを数年前に見かけました。
これほど共感できるニュースも中々ありません。
自分も電話がかかってきただけでテンションが下がりまくるし、ストレスも感じます。
そこで電話が嫌いな理由について考えてみた所、そこそこホラーだと思ったので、ちょっと理由を語りたいと思います。
電話が嫌いな8つの理由
着信音がサイレン(警報)にしか聞こえない
電話は自分が望んでいない状況でいきなり音が鳴りだします。
警報にしか聞こえません。警報って「逃げろ!」ってことでしょう?
何故もっと静かに出来ないのだろう。なぜもっと耳に優しい音にできないのだろう。
鳴りやむまで胸がザワザワします。
苦手な人からの着信=「終わった」
着信があると、部屋にいきなり土足で上がってこられた気分になります。
容赦なく侵入してくる感じ。
電話の相手によっては、ジェイソンがチェーンソーでドアをぶっ壊してきたように気分になり、「あぁ、終わった」と思います。
電話は意思疎通が難しい
電話嫌いというか、基本的に人とのコミュニケーションが苦手だったりするのですが、まだ対面やメールなどの文章はマシな方です。
- 対面→言葉に加えて、身振り手振り、表情で相手に伝えられる
- メール(文章)→考える時間がある
電話は、言葉のみで伝わり辛い+考える時間がないという、対面とメールの悪い所を足した最悪のコミュニケーションツールだと考えています。
沈黙を許さない
電話は「喋る」ためのツールなので、沈黙は許されないイメージがあります。
対面なら考えている際に沈黙という「間」があっても表情で「考えているんだな」と伝わります。
しかし、電話は表情がみえません。
顔が見えないので「誤って伝わるかもしれない」という不安を掻き立てられ、余計な事をしゃべってしまった経験があります。
電話=いきなり2人だけの世界
「もしもし」と、電話に出た瞬間2人だけの世界ですよ。
なんのクッションもなく、いきなり強制的に一対一のコミュニケーション。
これがもし対面コミュニケーションなら、出会った瞬間、密室で2人っきり。
狂気的すぎる・・・。
しかも耳元で喋られる
耳元で他人の声を聴くことって中々無いと思います。
親しくもない人(場合によっては初対面の人)の声を耳元で聴くって現実ならありえないですよね。(電話も現実だけど)
もしも初対面で、いきなり耳元で喋ってくる人いたら怖すぎません?
それもうホラー映画の世界ですよ。
それが電話というコミュニケーションツールです。
着信履歴という無言の圧が凄い
- 警報の如き着信音
- 耳元での声
これだけですさまじい圧なのですが、着信履歴も残るんですよね・・・。
かけなおさないといけない・・・ここで自問自答が始まります。
「落ち着いてからかけなおそうかな?」「嫌だな・・・」
と少し考えた結果無視することに。(罪悪感も少しある)
電話がかかってきて、嬉しかったことがほとんどない
出る前から、そこそこしんどい上にいざ電話に出たら何も良いことが無い。
セールスだとか気乗りしない遊びの誘いだったり・・・。(過去に関わっていた苦手な知人は平気で深夜の1~2時に電話をかけてくることもあった)
断るのも悪い気がして、ストレスが溜まります。(断りますが)
そういう色々な積み重ねで電話嫌いになりました。
そして、今も電話嫌いは加速中です。
結局相手によるのかもしれない
そこそこ心が開ける人と通話した時はあまり嫌ではなかったです。
むしろ電話がかかってきて嬉しかったし、楽しく会話できました。
結局相手によるのだと思いますが、心開ける人ばかりではないので、これから先も電話を苦手であり続けるのだと思います。
まとめ:電話はホラー要素がある
最後に電話が苦手な理由をまとめて終わりにしたいと思います。
- いきなり警報の如き音を発する(うるさい、驚かせてくる)
- こちらの予定は無視して土足で上がり込んでくる感じ
- 挙句意志の疎通が難しい
- 沈黙を許さない
- 電話に出た瞬間、自分と相手の2人だけの世界
- しかも耳元で喋られる
- 無視しても着信履歴が残る(かけなおせという圧)
- 大体はどうでもいい用事
ただ相手によっては、これらの苦手な理由が全部ひっくり返ると思います。そして都合よく「電話の良い所」になると思うので、表裏一体です。
電話はホラー映画の題材になったり、心霊番組などで主人公に謎の着信があったりと、割合怖い要素があるのだと思います。
なので、電話嫌いはそこまで不自然な事では無いのかもと思いました。
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