今回の記事では、対象以外を不透明な黒で塗りつぶし、ポイントを目立たせる方法について紹介します。
文章だと大変わかりにくいと思います。このような画像です。
当ブログの「Photopeaの使い方」の記事では、説明時によく使われています。
ポイントを強調(目立たせる)には
- 矢印で示す
- 丸で囲む
方法などがあり、それらはとても手軽です。
不透明な塗りつぶしによるポイント強調は、手間がかかりますが、それらに比べて圧倒的に優れている点があります。
- 一目でポイントがわかる
- 広い範囲に使える
- 複雑な形(詳細な説明)に使える(矢印や丸は、おおざっぱな範囲しか強調できない)
この方法を使えば、よりわかりやすくて、見やすいポイントの強調が可能になります。
不透明度を変更し、ポイントを目立たせる方法
いろいろなやり方があるのですが、ここでは普段使っている簡単な方法を紹介します。
手順はざっくり4つです。
- 選択ツールで強調したい範囲を選択する
- 選択範囲を反転する
- 新規塗りつぶしレイヤー(単色)を追加
- 不透明度の調節
次の項目でより詳細に説明します。
詳細な説明
では、例として、冒頭で紹介した画像を作ります。
- 左メニューから「楕円形選択」を使って、範囲を選択
- 選択後、マウスの右クリック→「選択範囲を反転」
- メニューのレイヤー→「新規塗りつぶしレイヤー」→「単色塗りつぶし」→黒を選択し、OK
- 右のレイヤーメニュー「不透明度」の欄に60%と入力
補足
応用する際の変更点は1つ
さきほど作った例は、とても単純なものでした。
冒頭で、優れた点として複雑な形にも使えると書きましたが、それには応用する必要があります。
応用する際の基本手順のうち、大きな変更点は手順1のみです。
強調したい範囲(形状)によって、選択範囲(選択形状)を変更するだけです。
残りの手順2~4は変更なしです。
リストにするとこのような感じになります。
- 選択ツールで強調したい範囲を選択する(範囲や形状によって変える)
- 選択範囲の反転
- 新規塗りつぶしレイヤーで
- 不透明度の調節
手順は4つ、応用するときの変更箇所は1つです。
とてもシンプルなので、是非色々と使ってみてください。
おまけ:素早く不透明度を変更するには
不透明度は、右のレイヤーメニューから変更すると書きましたが、毎回不透明度の欄にキーボードで入力したり、スライダーで変更するのはとても面倒です。
そんな面倒な作業を減らして、効率化する方法があります。
新規塗りつぶしレイヤー挿入後に、キーボードの数字を押すと、不透明度が変更されます。
- 不透明度60%の場合:キーボードの「6」
- 不透明度65%の場合:キーボードの「6」と「5」
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