前回の記事の終盤で、GIFアニメの保存方法について簡単に説明しました。
保存時のオプションは静止画と大体同じですが、違うところがあります。
- 速度調節
- 繰り返し回数
- 逆回転
この3つがGIFアニメ保存時の独自のオプションです。
今回はそれらのGIFアニメ保存時のオプションについて紹介したいと思います。
保存方法の確認
前回の記事でも書きましたが、最初に保存手順をもう一度簡単に紹介します。
- ファイル
- 別名で保存
- GIF
これで保存ウインドウが表示されます。
静止画保存時との違い
次に静止画とGIFアニメの保存ウインドウの違いを紹介します。
JPG(静止画)保存時とGIFの保存のウインドウを比較すると、このような感じになります。

GIFの方は右下に項目が増えています。ここがGIFアニメ独自のオプションです。

ここを変更することによって
- 速度調節
- 繰り返し回数
- 逆回転
が可能になります。
「Speed」で速度調節
GIFアニメの速度を調節したい場合はSpeedを変更します。

調節方法は2つ
- スライダーをドラッグ
- 枠に半角数字で入力
それぞれの速度の調節幅の違い
- スライダー(10~800%まで)
- 直接入力(10~2000%???)
どちらも下限は10%まで。
上限に関しては直接入力の方がかなり高い。正直どの程度が上限なのかまったくわかりませんが、2000%ぐらいが上限のようです。
「Repeat」で繰り返し回数の指定
Speedの下にあるRepeatからGIFアニメの繰り返し回数を指定できます。

初期は0=エンドレスです。
この枠に任意の数値を半角数字で入力します。
「reverse frames」で逆回転
GIFアニメを逆回転したい場合は、reverse framesにチェックを入れます。

これらのオプションの数値を変更後、プレビューで確認、保存します。
残念ながら使えない場合もある
今回の記事では、実際にオプション変更例としてGIFアニメをアップするつもりでした。
しかし、アップロードしようとしたところ「このファイルタイプはセキュリティ上の理由から、許可されていません。」と出て無理でした。
- 速度調節:アップ可能
- 回数指定:アップ不可
- 逆回転:アップ不可
「面白い事が出来るな~」と感心していたのですが、ちょっと残念な結果になってしまいました。
今回紹介した物は使いどころを選ぶようですが、方法自体はとてもシンプルなので覚えておいて損はないと思います。
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