【外出時の災害】持ち歩き防災セットの作り方。最低限必要なものは4つ

ここ数年、大きな災害が増えているように思いませんか?

東北、鳥取、熊本、大阪、北海道など大きな地震が起こっています。

地震だけではありません。梅雨時や台風シーズンになると、大雨が降って川が氾濫することも珍しくありません。

冬には大雪が降り、道路で車が行列のまま立ち往生し、一夜を過ごしたというニュースもよく観ます。

家庭で防災グッズの準備をしている方はとても多いと思います。しかし、災害がいつ起こるのかはわかりません。

外出時に起こることも考えられます。なので、外出時に持ち運べる簡易的な防災セットを作っておくと安心できます。

防災セットを入れる袋は何が良い?

防災セットを入れる袋は私の場合、フリーザーバッグの小サイズを使用しています。

持ち運ぶものなので、カバンの中で邪魔にならない小のフリーザーバッグを目安にしました。

フリーザーバッグは、その他にこれらのメリットがあります

  • 値段が安いから、沢山作る場合におすすめ
  • 防水性が高い
  • 大体の家には置いてあるから、新しく買わなくても良い
  • 破れたとしても簡単に取り換えられる

外出用の防災キットに必要なものは4つ

防災キットには安心感を求めて、色々入れたくなってしまうと思います。その気持ちはよくわかりますが、外出用なのでなるべく邪魔にならない事が重要です。

エマージェンシーシート

311の時に帰宅困難者の方達が駅の地面に座っていた。そんな光景が記憶に残っているという方も多いのではないでしょうか。3月とは言え、まだまだ寒い季節でした。

そういう時に寒さを防げるエマージェンシーシートは絶対に入れましょう。

100均でも問題は無いのですが、たためば繰り返し使えるSOL(ソル)のエマージェンシーブランケットがおすすめです。

ケースもチャックがついていて、ガサガサと耳障りな音もしません。

電車を利用しない自動車通勤でも、雪が降る地域の場合は豪雪によって立ち往生することも考えられます。とにかくこれさえあれば寒さを防げるので、これは絶対に入れることをおすすめします。

ホイッスル

建物が倒壊して生き埋めになった場合、声を上げるよりホイッスルを吹く方が生存の確立が高まります。

なぜなら

  • 声よりも大きな音を出せるので、居場所を伝えられる
  • 大声を出すより、体力の消耗を抑えられる

ホイッスルと言われると、体育の授業というイメージがありますが、防災用のホイッスルというものがあります。

IDカードを収納できる金属製のホイッスル

蓋つきで衛生的なコクヨのホイッスル。オレンジ、白、黒の3種類から選べます。

お金

災害が発生すると停電し、クレジットカードやスマホ決済などが使えなくかもしれません。

現金であってもレジが開かなくなり、おつりをもらえなくなるかもしれません。

なので、最低1枚は千円札を入れておきたいです。硬貨でも問題は無いのですが、紙幣の方が軽くて邪魔になりません。

調理不要の食べ物

災害が起こると、コンビニやスーパーから食料が消える可能性が高いので、一時的に空腹をしのぐための食糧も入れておきます。

災害用の食糧と言うと缶詰やアルファ米などを思い浮かべると思いますが、片手で食べられるソイジョイ(的な食糧)を入れましょう。

ソイジョイ的なものは、これらのメリットがあります。

  • 調理の必要性がない
  • 軽いので携帯性が良い
  • 腐らない、溶けないのでそれなりに長期保存が可能
  • 汚れた手でも食べられる

ソイジョイは細いので携帯性が良いのですが、個人的には値段が安くて美味しいスローバーも好きです。

賞味期限の確認が面倒な場合は、長期保存可能なカロリーメイト(ロングライフ)やえいようかんがおすすめ

ただソイジョイ的なものは、賞味期限が1年以内なので1年に一度は確認する必要があります。

それが面倒な方は、3年保存できるカロリーメイトロングライフや5年保存が出来るえいようかんなどがおすすめです。

その他各自で必要な物を(薬、コンタクトレンズなど)

今まで挙げてきた物に加えて 、容量の許す限り必要なものを追加してください。

持病がある方は薬が必要だと思います。コンタクトレンズを使用している方は予備のものが必要になるかもしれません。

この災害キットは、持ち運べる量が限られているので、自分が生きる上で何が必要で何がいらないのかをよく考え、吟味する必要があります。

実際に持ち歩ている防災セットを紹介

最後に私が実際に自作して持ち歩ている防災セットを紹介して終わりたいと思います。

こちらです。

自作の持ち運び防災セット

重さは201gです。カバンに入れておいても気にならない重さです。

自作防災セットの重さは201g

中身はこんな感じです。

持ち運び防災セットの中身
  • エマージェンシーブランケット
  • ホイッスル
  • 千円札
  • 食料(スローバーのバナナ味)
  • ウェットティッシュ
  • 流せるポケットティッシュ

本当に最低限です。これを外出時に使うカバンにいれています。

一時的にしか凌げないが、作っておいて損はない

今回紹介した物は一時的にしか凌ぐことはできません。しかし、有るのと無いのでは大違いだと思います。

被災した時のことなんて考えたくないですよね。けれど、それを見ないようにするよりはこのようなセットを作っておけば少しは安心できます。

作るのに時間もかからないし、お金もかかりません。

一度作ってしまえば、カバンに入れて、あとは放置でOKです。

とても簡単なので、この機会に外出用の簡易防災セットを作ってみてはいかがでしょうか。

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