皆大好きポテトチップス。
人生で一度もポテチ嫌いを見たことがないぐらい大人気のお菓子で、まさにお菓子界の王様。
そんなポテチ界の異端児「 堅あげポテト」
東北、北海道限定で1993年から発売され、2005年に全国発売。
当時流れていたCMの「噛むほどうまい 堅あげポテト」というやたら男らしいキャッチコピーが印象的でした。。
過去に一度食べたことがあり、その時はあまりの恐ろしさ「もういいや・・・」と思ったのですが、また食べたくなったので食べました。
「堅あげポテト」に気をつけろ
前回は60gの通常の物を買いましたが、今回は15gの小分けタイプにしました。
通常の60gは、一人で一度に食べるには多いし、集中して食べることを強いられるお菓子なので、これぐらいが丁度よさそうだったからです。
15gは一枚当たりのサイズが小さいです。口が小さい人や子供が食べる場合は15gのほうが安全だと思います。
美味しいのだけど・・・
「噛むほどうまい」というキャッチコピーの通り、なるべく時間をかけて食べることがおすすめです。
味を楽しむことはもちろんの事ですが、それ以外にも理由があります。
「堅あげポテト」は武闘派
このお菓子を食べる際に、慎重な人間にはそこまで心配していないです。勢いが合って怖いもの知らず。そんな人は特に気を付けて欲しいです。
何故かと言うと、戦う場所は柔らかい口内です。
どれだけ鋼の如き屈強な肉体を持つ人間でも、歯茎や頬の裏側、舌を鍛えることは出来ません。
堅あげポテトは、容赦なく人間の柔らかい弱点を狙ってきます。
いつも食べてるポテチと同じ感覚で、大量に口の中に放り込むことはお勧めしないです。
「堅あげポテト」を食べることは真剣を扱う事と同義
友達とのおしゃべり、誕生日パーティー・・・
絶対におすすめしない。
楽しい気分には適さない。
楽しい友達とのおしゃべり、誕生日パーティーに真剣を持ち込む必要性はない。
堅あげポテトは、真剣を扱う時のように集中して食べないといけない。
舌の位置や口の動きを少し間違えると危険だからです。
対策:弱所の戦法を取り入れる
先ほど書いたように力によるゴリ押しは無理です。人間の口内はそれに耐えられません。
イメージでいうと、リスやウサギが前歯で食べるような感じで細かく砕きながら食べます。
あとお年寄りがお煎餅との戦でお茶を飲んで柔らかくする作戦も参考になります。
基本的に弱者の戦法が、対堅あげポテトには有効なのです。
今までのやり方は通用しません。
「堅あげポテト」という人間達への異議申し立て
ポテチって「ガッ!」と大量に鷲掴みして、口に放り込んで、ムシャムシャ食べて、炭酸で流し込むみたいな食べ方をイメージしてしまいます。柔らかいからそれが可能です。
もしくはゲームやパーティの際に気分を盛り上げるために用いられます。
味わうというより大量消費、おまけという感じです。
社会は移り変わって行きます。
人間社会でも、かつて行われた非人道的な行為などは法律により徐々に規制され、人間の尊厳が守られるようになってきました。
人間の尊厳を守るための戦いの第一歩は、異議申し立てです。ありとあらゆる歴史上の出来事において、一人の人間が異議申し立てをしたのです。
堅あげポテトという存在は ポテチを味わうことなく大量消費する人間達への 「味わえ!とにかく味わえ!」という異議申し立てなのだと思いました。
ゆっくり食べると味わい深い
一度に大量に食べたり、急いで食べるのは危険です。
堅あげポテトを食べるときは、とにかくゆっくり味わって食べましょう。
危険性ばかりを取り上げてきましたが、集中して食べると、普通のポテチに無い味わい深さを感じることができ、とても美味しいです。
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