ネット通販はとても便利なので、実店舗での買い物が減ったという方も多いと思います。
店舗へ赴いて、売って無いと
と後悔することが多々あります。スマホ一つで大体なんでも買うことが出来ます。
しかし、唯一不安な点が情報流出です。
ネット通販の利用ための情報は、とても重要なものです。それらが流出してしまうことはとても問題です。
- 住所
- 名前
- クレジットカード情報
価値ある情報なので、犯罪者にとって垂涎の的です。
一度流出してしまうと、止めることは出来ません。なので自分で対策することをおすすめします。
なるべく安全に偽名や嘘を使わずにネットショッピングする方法について考えました。
嘘の住所は届かない恐れがある
賃貸なら引っ越しで住所変更が可能ですが、持ち家だと難しい場合もあります。
偽の住所を書くことは、荷物が届かない恐れもあるのでおすすめしません。
対策その1:バーチャルオフィスを借りる
そんな時はバーチャルオフィスで住所を借りることがおすすめです。
バーチャルオフィスを借りて安全に荷物を受け取る例
バーチャルオフィスのサービスによっては、荷物を受け取ってもらい、転送してもらうことも可能です。(別途料金がかかります)
- 近所のコンビニ、営業所指定して受け取る
- 別の住所へ郵送転送(着払いで別途料金)
ネットショップ発送→バーチャルオフィス住所→受取と、万が一流出してもバーチャルオフィス経由になります。どの方法でも確実に自分の住所は守れます(大きすぎるものや、生き物など受け取れない荷物もあるので事前確認を。郵送転送は指定住所のみ転送可能です。)
対策その2:宿泊先のホテルを利用する
気軽に使えませんが、旅先(出張先など)の宿泊所を住所指定して受け取るか、そのホテルの近所のコンビニなどで受け取る方法もあります。
確実に受け取れる場合のみおすすめ
指定した日付通りに荷物が届かない場合もあります。
- 年末年始などの宅配便の繁忙期
- 台風、大雨などで道路が冠水した
・・・そんな事も考えられます。
アクシデントを考えると、1~2日程度の宿泊の場合には確実性がないのでおすすめできません。長期滞在ならおすすめの方法です。
対策その3:番地の数字を漢数字にする
流出に備えて、番地の数字を漢数字に変更します。
漢数字にすれば、もしも海外流出した場合でも多少のブロックになると思います。しかし、効果に関して微妙です。
最も安全な住所流出対策は、生活圏から遠く離れたバーチャルオフィスを借りる事
これらの方法を見てきた中で、最も効果のある住所の流出対策はバーチャルオフィスで住所を借りることです。
さらに生活圏から離れた店舗をレンタルし、近場のコンビニもしくは宅配便の営業所で受取りをします。
次に紹介する名前の対策と用いれば、個人特定がより難しくなり安全性がさらにあがります。
ネット通販で偽名はおすすめしない
次は名前についてです。
真っ先に思いつくのが偽名の使用です。
偽名で通販することも可能だと思いますが、偽の住所同様、問題が生じた場合の補償などが受けられないことも考えられます。
なので、偽名購入はおすすめできません。
名前をひらがなにする
名前に関しては、漢字を使わずひらがなを使います。
本名なので、もしも荷物受取の際に身分証明書の提示を求められても、何も問題ありません。
という不安や罪悪感も感じずに済み、流出時の個人特定を難しくすることができます。
海外ネット通販の場合
海外ネット通販の名前のローマ字入力も、普段使いのものと変えます。
- 普段使い→Ito
- 流出対策→Itoh、Itou
- 普段使い→ryoko
- 流出対策→ryouko
のように変えます。(名前によっては使えない場合があります)
クレジットカード決済の場合、カード名義人の名前にしないといけないので注意が必要ですが、次に紹介する方法を使えば、決済の匿名化が可能です。
決済方法の匿名化
決済方法の匿名化というと、お金が絡むことなので難しそうに思いますが、名前や住所より簡単にプライバシーを確保した匿名決済が可能です。
大手サイトならポイントギフトで決済
Amazonや楽天などの大手通販サイトの場合は、コンビニで売っているポイントギフトカードを利用します。
それらのポイントギフトカードからチャージ→決済すれば匿名決済が可能です。
ポイント決済が無理なサイトは、ギフト用のVisaプリペイドカードを使う
ポイント決済不可のサイトの場合、ギフト用のVISAプリペイドカードを使います。
- Vプリカギフト
- バニラVisaギフト
これら2つのギフトカードは、Amazonギフトなどと同様コンビニなどで入手できます。
ギフト用のVISAプリペイドカードは、本名を入力するようなアカウント作成が不要なのでおすすめです。(使用前に利用手続きが必要)
カード名義人について
ネット通販決済時のカード名義人も公式サイトによると
ご利用先の決済画面で「姓」・「名」をご入力される場合には、
引用元: Vプリカ よくあるご質問 「販売先サイトに「姓」と「名」を入力するにはどうしたらいい? 」
ニックネームを次の例のように任意の場所で区切ってご入力ください。
例:「ニックネーム」が『PRECA』の場合
ⅰ)姓:PRE 名:CA
ⅱ)姓:PREC 名:A など
「GIFTCARD HOLDER」とご入力ください。
引用元:バニラVISAギフト よくあるご質問 「ネットショッピングの支払いをする時、カード名義人はどのように入力したらよいですか?」
姓と名を区切る場合は、姓「GIFTCARD」、名「HOLDER」とご入力ください。
と書いてあり、本名入力不要の匿名クレカ決済が可能になります。
デメリット
とても便利なギフト用Visaプリペイドカードですが、デメリットもあります。
高額購入には向かない
コンビニなどで手軽に購入出来るカードタイプのギフト用プリペイドカードは、
- バニラVisaギフトカードは、最大1万円
- Vプリカギフトは、最大5000円
なので、高額品の購入には向きません。
(Vプリカの場合、アカウントを開設すれば、クレジットカード(デビットカード)やネットバンキング支払で最大3万円まで購入可能)
管理手数料がかかる場合もある
Vプリカギフトを開設して、最後の使用から未使用のまま3か月経過すると、Vプリカの場合「休眠カード維持費」125円が翌月に発生します。
Vプリカを発行したまたは最後に利用した月から、
引用元: よくあるご質問「休眠カード維持費とは何ですか」
未利用のまま3ヶ月を経過した場合、未利用残高の
管理費用として、翌月25日に月額125円(消費税込)を
休眠カード維持費として、Vプリカの残高より減算させていただきます。
※Vプリカ残高以上のご請求はございません。
※残高が0円となったVプリカに対してはご請求いたしません。
バニラVisaギフトは、現段階では管理手数料は発生しないようです。
(前略)
「一定期間にわたり本プリペイド未利用の場合、一定額の管理手数料を支払わなければならない」と設けさせて頂いておりますが、現段階では、お客様から『管理手数料』は頂戴する予定はございません。
(後略)
引用元: バニラVisaギフト 「管理手数料について」
プライバシーを守った安全なネット通販の方法まとめ
最後に紹介した中で、特に効果的な方法をまとめます。
- 住所
→バーチャルオフィスを利用する。実在する住所なのでウソや不正はない。さらに生活圏から遠く離れたバーチャルオフィスの店舗を住所にすれば、個人特定がより困難になり安全性アップ。 - 名前
→ひらがなにする。本名なので本人確認も問題なし。 - 決済
→ギフト用VISAプリペイドカード(AmazonならAmazonギフトカード)で決済する。
コンビニで購入でき、匿名性もあるので安全に取引可能。 - 受取→
購入時にコンビニ受取か宅配便営業所留めにする。もしくはバーチャルオフィス受取→自宅へ転送してもらう。
これらの方法が、嘘を用いず安全にネット通販をする際のおすすめの方法です。
ネットの取引はさらに増える、流出の可能性もさらに高まる
インターネットを用いた取引は、これからさらに拡大していきます。
個人と企業のようなネット通販だけでなく、フリマアプリに代表される個人間の取引もさらに拡大していくことでしょう。
それだけ便利になるという事ですが、取引回数が増えるということは、同時に流出の可能性も高くなるということです。
セキュリティ対策が万全な企業でも不安なのに、個人相手にこちらの個人情報を渡すということは、とても怖いものです。
相手方のセキュリティ対策に依存するのではなく、自分自身で防衛することをおすすめします。
不安を解消し、安全にネット通販を楽しもう
という場合は、これらの方法を使って安全にネット取引をしましょう。
人生は一度きり。欲しいものがあるのなら買ったほうが後悔は無いです。
その際の不安はこれらの方法で解消出来ます。
紹介した方法は悪用厳禁です。ネット通販の不安解消のために利用してください。