ダブルソーダってアイス知ってる?実はあのアイスにいい思い出が無い…

昔食べたあれって今どうなっているんだろう?

記憶の中にずっと引っかかっていたアイスがあります。

それは、ダブルソーダというアイスです。

価格は当時30円ぐらいで、緑色で半分に割れるアイスです。(今は売っていない)

過去に一度だけ、そのダブルソーダを食べたことがあります。

薄暗い駄菓子屋

場所は駄菓子屋。小さな町だったので、遊ぶ場所もなく小学生の遊び場でした。

賞味期限切れの物が売っていると、子供たちの間で噂になっているほどの店。

いつもおばあちゃんが接客していた。

薄暗い店内で煌々と光るテレビ。

それを見る老婆。

耳が遠いのか、テレビに集中しているのか店に入っても気づかれないこともありました。

そのおばあちゃんは、たまに口や態度が悪く、子供ながらに「ババア」と思った事もありました(反省)

しかし、駄菓子屋に通う子供たちも全員素直で良い子たちな訳もなく、当たり前のように盗みを働く子供(シーフ)もいた。

だから、あんなふうに口が悪くなってしまったのかなとも思います。

(当たり前ですが自分はそのような悪事をしたことはありません。しかし、そういう悪事を自慢する人もいたので、やはり被害はあったのだと思う)

ダブルソーダを選ぶ自分

子供の頃って、孤立とか恐れてしまうから、たいして仲良くない(気の合わない)人とも遊ぶことがありました。

そんな人たちと遊ぶ時も件の駄菓子屋でした。

同じクラスのそこそこ会話出来るけど、全然気が合わない人と遊んだ時の話。

そのクラスメイトとクラスメイトの友達と3人で例の駄菓子屋に行きました。

夏の暑い日だったので、アイスを買うことになり、あまりお金を持っていなかったので、ダブルソーダを買いました。

しかし、その後その仲のいい2人は揃って100円ぐらいの高めのアイス(確かピノ)を買っていました。

ピノは100円ぐらいで、ダブルソーダは半額以下の30円。

そういう風に相手も「コイツとは合わない」と密かにアピールしていたのかもしれません。

「あー、一緒のにすればよかったかなー」と思いつつも「まぁいいや」って感じでダブルソーダが溶けないように食べました。

味に関しては覚えていません。ダブルソーダの名の通り、ソーダ系の味。

まぁ30円ぐらいだったから、物凄い美味しくはなかったように思う。

子供時代の友人は全て戦略的な同盟だった

子供時代って本当に世界が狭くて、そんな話の合わない、(失礼かもしれないが)どうでもいい人とも仲良くしないといけなかった。

行事などでグループを作る時に孤立しないためには、最低限仲良くしないといけなかった。

真の友達は居なかった。

そこにあるのは、孤立を避けるための戦略的な同盟関係しかなかったように思う。

まぁたまたま同じ年に生まれて、同じ学区に住んでいただけだから当たり前かもしれない。

時の流れは残酷であると同時に優しい

つい、数年前にその駄菓子屋の近くを通ったら、駄菓子屋はつぶれて新しい一軒家になっていました。

多分そのおばあちゃんの子供か孫が家を建てたのだと思います。

その口の悪かったおばあちゃんのその後はわかりません。

年齢が年齢だったので、もうこの世にいないかもしれません。

そこに良い思い出とかあまりないです。

しかし、そんな場所もなくなってしまうと何か悲しい、寂しい気持ちになったのをよく覚えています。

そして、同時に人間とは過去を美化してしまうのだなーとしみじみ思いました。

あまりよくない思い出の場所でも消えてしまうと、ノスタルジックな気持ちに浸れる。

時間の流れというのは残酷であると常々思っていたのですが、同時に優しくもあるのだなと気づけました。

ただのアイス。

それも30円ぐらいのやっすいアイスなんですけど、そこに思い出がある。

そして、それをふと思い出してみると、気づきや発見がある。

その当時仲良くない人と遊ぶために、(500円のお小遣いから)30円払うのは痛かったのですが、今こうして気づきが得られたので、まぁ30円払って良かったかなと思います。

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